□ あなたのシゴトはどれですか?
社員は人材ではなく「人財」です。
「最幸」の出会いが「成幸」を引き寄せます。
難があるから「有り難う」。
辛いときこそ爽やかに笑い、前を向いて「顔晴ろう」。
ビジネス本やインターネット上などで、独自の意味を込めた当て字をよく見かけます。
こうした当て字を皆さんはどう思いますか?
あるアンケートでは約47%の人が「気持ち悪い」と答えていました。
気が利いていると感じる人がいる一方、違和感を覚える人も同程度いるようです。
確かに度が過ぎると気持ち悪い感じもしますが、当て字はともかく、意味はその通りだと思ったのは「4つのシゴト」です。
シゴトには4つの種類がある。
1つ目は、自分自身を押し殺して嫌々働く「死事」。
2つ目は、自分のやりたいことだけやって周りのことはどうでもいい「私事」。
3つ目は、人に仕えて、その指示に従う「仕事」。
お客さまに仕え、会社に仕え、上司に仕え、誰かに仕える働き方を「仕事」というなら、志や信念を持って、自分のためではなく人のために行う仕事が「志事」。
「仕事」が進化しすると「志事」になるというわけです。
単なる言葉遊びと片づけるのは簡単ですが「志事」をもう少し掘り下げてみたいと思います。
志や信念を持つとはどういうことでしょうか。
それは「覚悟すること」ではないかと考えます。
覚悟にはいくつかの意味がありますが、一般的には 困難を予想してそれを受け止める心構えを指します。
つまり覚悟とは、不安や面倒なことに立ち向かう勇気ではないかと思います。
多くの人は、経験を積むほど体より口のほうがよく動くようになり、理屈や言い訳が増えます。
しかし頭で考えているだけでは、何も起こらないのはご存知の通りです。
とにかく動く。
小さ な事でも何かやってみる。
まずは試してみる。
モノやサービスを売る商売では製品化する前に試作しますが、それと同じ発想で、何でも実験だと思ってプロトタイピング(試す)してみるくらいの軽やかさが、今の時代に必要な能力ではないかと思います。
行動は「幸道」。
幸せへの道です。
というオチはさておき、覚悟を決めて事を成していきたいものです。