メタボなお腹を気にしているある男性が、毎日30分のウォーキングを始めました。
3週間ほど続けたところで周囲から 「痩せたね」 と言われるようになり、あと5キロ体重を落とそうと気合いを入れ直した途端、なかなか体重が減らない停滞期がやってきました。
彼は体重計に乗るたびに 「また今日も減ってない」 とガッカリして、結局1ヶ月半ほどでウォーキングをやめてしまったそうです。
「体重が減らないからウォーキングがつまらなくなった」
その気持ちはよくわかります。
ただ数字だけを追っていると、いずれは飽きてしまうでしょう。
目標を立てるときは、具体的な数字を示した 「数値目標」 が望ましいと言われます。
目標値が明確であれば評価が可能になり、達成感を得やすいからです。
しかし、数値目標が目先の数字を追いかけるだけのゲームになってしまったら、数字をクリアしたときは満足できても結果が出ないときには粘り抜けません。
思うように進まなくても飽きずに努力を続けていくには、数値目標の先に 「何か」 が必要です。
「何か」 とは、いわゆるイメージです。
先ほどの男性ならメタボが解消されて体調が良くなり、さらには痩せてスーツが似合うようになった自分を 「最近○○さん素敵になったわね」 と女子社員がうわさして、おおいに自尊心をくすぐられる。
そこまでのイメージをしっかり描いていたら、目先の数字ではなく、そのイメージを追い続けてもう少し頑張れたかもしれません。
例えば、社員が個人の数値目標を立てるとき、その数字が会社から一方的に与えられた売上目標のようなものであれば、ウォーキングの男性と同じことが起こるでしょう。
売上目標はもちろん大事ですが、数字の根拠となるイメージはもっと重要です。
売上目標という数字の先にあるビジョンを社員がイメージできる工夫をしているかどうか――。
せっかく目標を立てるのなら闇雲に数字を追うのではなく、経営者も社員もワクワクするような楽しいビジョンを共有しようではありませんか。
|
所 在 地 |
大阪府高槻市高槻町9番19号カサノブレ202号 |
電 話 |
072 − 683 - 0230 |
営業時間 |
月曜日〜金曜日 9:00〜17:00 [休業日は土曜, 日曜, 祝日]
(※ 17:00以降、土曜日等は予約制で相談業務を行っています) |
所属税理士会 |
近畿税理士会茨木支部 |
交通アクセス |
電車:JR京都線高槻駅より徒歩3分, 阪急京都線高槻市駅より徒歩4分, 松坂
屋高槻店のそば (高槻駅前郵便局, 三井住友信託銀行高槻支店,
ミスタ−ド-ナツJR高槻店近く) です。
車:名神高速道路大山崎I.Cより国道171号を島本町,高槻市,茨木市,吹田,北摂,
大阪方面へ15分、茨木I.Cより国道171号を高槻市,島本町,大山崎,長岡京
市,向日市,京都,枚方方面へ10分です。
バス:京阪枚方市駅より京阪バスで阪急高槻市駅下車徒歩4分です。 |
|
|